スイカが日本の食卓から消える日
スイカが日本の食卓から消える日が来るかも知れません。
なぜでしょうか。
この記事ではその理由について解説しています。
はじめに
夏になるとスイカを食べたくなる日本人が多いことでしょう。
農家でなくてもスイカを自宅菜園で栽培している人も多くいます。
ところが、最近ではスイカを自宅で栽培する人が減ってきました。
その理由はクマ(熊)です。
日本にはツキノワグマとヒグマが生息していますが、彼らはスイカが大好物です。
クマは肉食だと誤解されがちですが、実は彼らの大好物は蜂蜜やスイカなどです。
牛肉などを食べた後に甘いスイカを食べるグルメ熊が多いのです。
日本の最凶獣であるクマはどこの家のスイカが食べ頃かを良く知っています。
家人が収穫を予定していた前の晩にクマに持って行かれることがよくあります。
クマの生活範囲は100㎞四方に及ぶことも多いと言われています。
スイカが熟する日にちを本能的に熟知し数日前から虎視眈々と狙っているのです。
クマと鉢合わせになったら大変なことになりますね。
そのためスイカを栽培する人が減っているのです。
日本のスイカ生産量は世界で30位です。
中国がスイカの生産量で世界一で世界シェアは約60%です。
中国、トルコ、インドの3ヶ国で世界の生産量の約67%を生産しています。
今後は日本のスイカ生産量は益々減少していくことでしょう。
日本の食卓からスイカが消える日は遠くないのです。
スイカの栄養素
スイカにはビタミンA、ビタミンC、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を維持するのに役立ちます。
ビタミンCは風邪の予防に効果的です。
カリウムはむくみの解消に役立ちます。
スイカは健康にも美容にも良い果物です。
夏にスイカを食べて暑い夏を乗り切りましょう。
忍者熊OSO18
忍者熊は北海道標茶町周辺で2019年から牛を襲っているクマです。
無人カメラに映ることはありますが人前に姿を現したことはありません。
そのため忍者熊と呼ばれています。
忍者熊は体長約2㍍、体重約300㎏のオスクマだと推定されています。
熊の前足幅が18センチあることからコードネームは人呼んで「OSO18」。
忍者熊(OSO18)は2019年から北海道標茶町周辺で牛を襲い始めました。
これまでに65頭余りの牛が襲われ、うち17頭余が死亡しました。
忍者熊は夜間に牛舎に侵入して牛を襲っています。
忍者熊捕獲に向けて地元の猟友会や警察などが懸命に捜査をしていますが、OSO18は非常に警戒心が強く、なかなか捕獲に至っていません。
標茶町では、牛舎にフェンスを設置したり照明を設置したりするなどの対策を講じていますが、忍者熊の襲撃は続いています。
OSO18の出没は地元の人々を不安にさせています。
忍者熊の捕獲は地元の人々にとって大きな課題となっています。
クマはスイカやお酒も好物
この「OSO18」がステーキを食べた後のデザートにスイカを食べている姿を想像してみてください。
怖くてスイカを自宅で栽培できなくなりますね。
ちなみに熊は酒も飲むようで、酔っ払っちゃった熊は虎に変わるそうです。
おわりに
スイカは夏場を載りきるのに適した野菜ですが、
スイカを栽培する農家や個人が減ってきているようです。
その理由の1つが野生クマによる被害です。
生産量を世界的に見ると中国が1位で日本は世界30位です。
この順位は今後さらに落下し日本の食卓に上るのは中国産スイカと言うことになるでしょう。
日本の食卓から日本産スイカが消える日は近いのです。